Help!
<レコーディングデータ>
第2弾主演映画「Help」のサウンドトラックとして前半の7曲が映画の中で使われた。 後半はアルバム用。前作からR&BやR&Rからの脱却を始めていたビートルズだが、このアルバムでもその傾向が現れている。特にジョンがボブ・デュランと出会ったことによって音楽の方向性が大きく変わってきた。またポールもさらにメロディーメーカーとしての才能を発揮し始めた。それまで批評家などから批判的な目で見られていたビートルズではあったが、ポールの「Yesterdey」をきっかけにその批判は一掃された。多忙な中でもレコーディングの時間も増え、今まで使ったことのなかった楽器に興味を持ち始め、このアルバムでは電子オルガンが全面に押し出されている。

<ジャケット写真>
映画の「涙の乗車券」の場面での手旗信号。「HELP」を表わしている。
(CP32-5325)
イギリス発売 1965/8/6

<楽曲解説>
1.Help!
映画のタイトル曲でもある。ジョンの作品。当時はただのロックナンバーと思われていたが、実はジョンの本当の叫びを歌ったものであった。その苦痛を世間は知らずにいたのだ。
8.Act Naturally
カントリー界の大御所と言われているバック・オーウェンスが1963年にヒットさせた曲のカバーで、ボーカルはリンゴ。ハーモニーはポールという珍しい組み合わせ。
2.The Night Before
ポールお得意の軽快なポップソング。この曲で電子オルガンが使われており、ジョンが弾いている。
9.It's Only Love
ジョンの作品。純粋なラブソングだが、ジョンは後にこの曲を「歌詞が嫌い」と語っている。
3.You've Got To Hide Your Love Away
ジョンの作品で、ボブ・デュランの影響をとても受けているフォークロックな曲。。
10.You Like Me Too Much
ジョージの作品。ジョージのダブルトラック音源。この曲でも電子オルガンが使われている。弾いているのはジョン。
4.I Need You
前作ではなかったが、久々のジョージの作品。
11.Tell Me What You See
ポールの作品。これもまた電子オルガンが使用されている。この今日ではポールが弾いている。
5.Another Girl
「The Night Before」同様、ポールの軽快なポップナンバー。ボーカルはもちろん、ギターもポールが弾いている。
12.I've Just Seen A Face
ポールの作品でカントリー&ウェスタン風な曲。ジョン、ポール、ジョージ共にアコギで演奏している。
6.You're Going To Lose That Girl
ジョンの作品。ボーカルもジョンで、ポールとジョージがコーラスと掛け合い部分を歌っている。映画でもその場面が映し出されている。
13.Yesterday
ポールの名作中の名作。当初のタイトルは「Scrambled Eggs」だった。この曲にはドラムなどは必要ないというジョージ・マーティンのアイデアで、弦楽四重奏が初めてビートルズの音源として使われた。また、世界でもっともカバーされた曲としてギネスにも登録されている。
7.Ticket To Ride
ジョンが「ビートルズで初めてのヘビーなサウンド」と表現した曲。この曲ではドラムが前面に強調されている。
14.Dizzy Miss Lizzy
1958年にラリー・ウィリアムズがヒットさせた曲のカバー。





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